●とりのみ君に聞かれたので調べてみた。
この2つが場にあれば攻撃強制の上、コストを払わなければならないので、相手が白くない場合ライフをごっそり削れるんじゃないかって話。
が、調べてみるとどうやら出来ないのだ!(とりのみ君残念!)
●理由
総合ルールによると
とある。
最後に“そのコストを支払うことは求められない。”とあるので強制されていても《ノーンの別館/Norn’s Annex》のコストは払わなくてもいいんですね。
勘違いしやすいのは“従っている強制の数が、制限を破らない限りにおいて最大になっていない限り、攻撃クリーチャーの指定は不正である。”とあるため“1体も攻撃しないというのは、攻撃クリーチャーの指定として不正なのではないか?”というところです。
例えば・・・
こちら:《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge》(毎ターン攻撃強制)
あいて:《プロパガンダ/Propaganda》と《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
をコントロールしている場合
攻撃の選択肢として考えられるのは、以下の3つ↓
1)(2)を払ってあいてを攻撃
2)《ジェイス・ベレレン》を攻撃
3)攻撃しない
このうち、1)と2)が正解になって、3)が不正になる。
3)の場合は、コストを払うことなく《血の峠の狂戦士》で《ジェイス・ベレレン》を殴れるのに殴らないという選択をしているので“制限を破らない限りにおいて最大になっていない限り”に反するから不正なんですね。
ところが、
こちら:《血の峠の狂戦士》(毎ターン攻撃強制)
あいて:《ノーンの別館/Norn’s Annex》と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
の場合は、
1)(白/Φ)を払ってあいてを攻撃
2)(白/Φ)を払って《精神を刻む者、ジェイス》を攻撃
3)攻撃しない
となるので、1)も2)も3)も正解
今回の場合は3)は“そのクリーチャーで攻撃することによって従っている強制の数が増えるとしても、そのコストを支払うことは求められない。”とあるのでOKなんですね。
まぁ《精神を刻む者、ジェイス》が殴れるなら2ライフ払ってでも殴りに行きますけど(笑)
やはり《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》の相棒は
《光雷原/Lightmine Field》ですね!!
こういうのを調べるのは好きなので、たまにはまともな事も書くのですよ。
なんていいながら思いっきり間違っていたら恥ずかしいんだけどなー。
《プロパガンダ/Propaganda》の件はtesting氏の昔のエントリにも書いてありますが《ノーンの別館》の件はあってるか自信なかったりして。
(そしたら速攻でエントリを消すわ)
《ノーンの別館/Norn’s Annex》 (3)(白/Φ)(白/Φ)
アーティファクト
((白/Φ)は(白)でも2点のライフでも支払うことができる。)
クリーチャーは、それのコントローラーがそのクリーチャー1体につき(白/Φ)を支払わない限り、あなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃できない。
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》 (3)(白)(白)
プレインズウォーカー — ギデオン(Gideon)
[+2]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーは可能ならギデオン・ジュラを攻撃する。
[-2]:タップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
[0]:ターン終了時まで、ギデオン・ジュラは6/6の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャーになる。それはプレインズウォーカーでもある。このターン、彼に与えられるすべてのダメージを軽減する。
忠誠度:6
この2つが場にあれば攻撃強制の上、コストを払わなければならないので、相手が白くない場合ライフをごっそり削れるんじゃないかって話。
が、調べてみるとどうやら出来ないのだ!(とりのみ君残念!)
●理由
総合ルールによると
508.1d アクティブ・プレイヤーは、自分のコントロールする各クリーチャーが何らかの強制(そのクリーチャーは攻撃する、あるいは何らかの条件を満たした場合そのクリーチャーで攻撃するという効果)があるかどうかを確認する。従っている強制の数が、制限を破らない限りにおいて最大になっていない限り、攻撃クリーチャーの指定は不正である。プレイヤーがコストを支払わなければ攻撃できない場合、そのクリーチャーで攻撃することによって従っている強制の数が増えるとしても、そのコストを支払うことは求められない。
とある。
最後に“そのコストを支払うことは求められない。”とあるので強制されていても《ノーンの別館/Norn’s Annex》のコストは払わなくてもいいんですね。
勘違いしやすいのは“従っている強制の数が、制限を破らない限りにおいて最大になっていない限り、攻撃クリーチャーの指定は不正である。”とあるため“1体も攻撃しないというのは、攻撃クリーチャーの指定として不正なのではないか?”というところです。
例えば・・・
こちら:《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge》(毎ターン攻撃強制)
あいて:《プロパガンダ/Propaganda》と《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
をコントロールしている場合
攻撃の選択肢として考えられるのは、以下の3つ↓
1)(2)を払ってあいてを攻撃
2)《ジェイス・ベレレン》を攻撃
3)攻撃しない
このうち、1)と2)が正解になって、3)が不正になる。
3)の場合は、コストを払うことなく《血の峠の狂戦士》で《ジェイス・ベレレン》を殴れるのに殴らないという選択をしているので“制限を破らない限りにおいて最大になっていない限り”に反するから不正なんですね。
ところが、
こちら:《血の峠の狂戦士》(毎ターン攻撃強制)
あいて:《ノーンの別館/Norn’s Annex》と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
の場合は、
1)(白/Φ)を払ってあいてを攻撃
2)(白/Φ)を払って《精神を刻む者、ジェイス》を攻撃
3)攻撃しない
となるので、1)も2)も3)も正解
今回の場合は3)は“そのクリーチャーで攻撃することによって従っている強制の数が増えるとしても、そのコストを支払うことは求められない。”とあるのでOKなんですね。
まぁ《精神を刻む者、ジェイス》が殴れるなら2ライフ払ってでも殴りに行きますけど(笑)
やはり《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》の相棒は
《光雷原/Lightmine Field》ですね!!
こういうのを調べるのは好きなので、たまにはまともな事も書くのですよ。
なんていいながら思いっきり間違っていたら恥ずかしいんだけどなー。
《プロパガンダ/Propaganda》の件はtesting氏の昔のエントリにも書いてありますが《ノーンの別館》の件はあってるか自信なかったりして。
(そしたら速攻でエントリを消すわ)
コメント
血の峠の狂戦士とプロパガンダの例ですが、2を支払わないで攻撃に参加しないというのができない理由がイマイチわからないです。
コストを要求する効果は強制されないのではないのでしょうか?
そうでしたらこちらの勘違いでした。コメント欄汚してすみませんでしたm(__)m
プロパガンダ/Propaganda (2)(青)
エンチャント
クリーチャーは、それらのコントローラーが自分がコントロールする、あなたを攻撃するクリーチャー1体につき(2)を支払わない限り、あなたを攻撃できない。
とありまして、あなたは攻撃できませんがPWには攻撃できるんですよ。
失礼しましたm(__)m