●気が付かなきゃいいことなんて、世の中には一杯あるんだよなぁ。
昨日の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》デッキをいろいろ弄りつつ回していたのですが…。

  「別にタルモゴイフじゃ無くてもいいじゃないか。」

と。
あああ、気が付いてしまった。
楽しいんだよ。楽しいんですよ。
ニョキニョキニョキニョキデカくなるんで、いかにデカくするかを考えながら動くのはホント楽しい。
でもね。でもですよ。

  「別にタルモゴイフじゃ無くてもいいじゃないか。」

と…。
簡単に3/4、4/5になるので、その大きさに痺れていたのですが、

 ・回避能力がないので簡単に止められてしまうーッ!

 ・単体で盤面を制圧することが出来る訳じゃなーいッ!

 ・除去に耐性があるわけでもなーいッ!

んですよね。
デッキをタルモゴイフ用に弄っても、いまいちこう何と言うか、


  「ここで《タルモゴイフ》を引けば、俺の勝ちだーッ!ドローッッッ!」


ってシチュエーションが思いつかない。
つーか無い。
つまり、

  沢山居る優秀なアタッカーの1人止まり。

なんですよ。うーん。分かりやすく言うと。
友達以上、恋人未満って言うんですか?
並盛り以上、特盛り未満って言うんですか?つーかそれば普通に大盛りって言いますね。
まぁようするに、アタッカー以上、フィニッシャー未満って言う感じなんです。

そんでもって、デッキにアタッカーが沢山居るなら、別にタルモゴイフ用にデッキを作らなくてもいいんじゃないかと。

  お前の為にチームがあるんじゃねえ
  チームの為にお前がいるんだ!!(by安西先生)

って感じ。
グルールという優秀な軽量アタッカー軍団の一員に収まっちゃうんですな。



でも。でもだ。
《燎原の火/Wildfire》で焼き払われた無人の野を行く《タルモゴイフ》の勇姿は輝いてる。
キラキラ輝いてるんだよッ!
その輝きを見るためにデッキを作るオレも…輝いてるんじゃないか?輝けるんじゃないか?

ということで、もう一度輝くために、《タルモゴイフ》だからこそのデッキを考えてみようかと。


 《タルモゴイフ》は各種カードタイプを参照する。

  ↓

 沢山のカードタイプが墓地にあればいい。

  ↓

 だったら、まとめて墓地に叩き込めばいいんじゃないか?

  ↓

 《疫病沸かし/Plague Boiler》!!!!


コ、コイツだーッ!
土地以外まとめて吹っ飛ばせるコイツの出番だ!
アーティファクトもクリーチャーもエンチャントも部族も(場に出ているのであれば)プレインズウォーカーでさえも、全てまとめてフッ飛ばしてくれるコヤツの出番だーッ!

そして吹っ飛ばしたカードで墓地が一杯になるから、《墓忍び/Tombstalker》を出すと。
無人の野を行く5/5飛行は強いよォ。
コイツなら《燎原の火》で土地を吹っ飛ばした後に、《連合の秘宝/Coalition Relic》から出てくることも可能だしナァ。強いナァ。

…いやいやいやいや、墓地からカードを取り除くなんて、《タルモゴイフ》と相性最悪だから。


だったら《疫病沸かし》は再生を許しているので、あとは再生した《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade》にてフィニッシュ!ってのはどうだろう?
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》が出てれば土地の数だけサイズアップですよ!

…つーか《タルモゴイフ》よりデカくないッスか?

なんだ、

  「別にタルモゴイフじゃ無くてもいいじゃないか。」


って、ああ…やっぱり。

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